絵本から学んだ『自分は唯一無二の存在』

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保育士をしているharuです。

毎日、絵本を3冊は読んでいる私が、「これって大人の私にとっても大事なことだなぁ」と思ったことをここに記したいと思います。

教科書にも記載されている 『スイミー』

誰もが知っている レオ・レオ二 さん 作の名作ですね。

広い海で、楽しく暮らす小さな赤い兄弟たちに混ざって、1匹だけ真っ黒の魚のスイミー。

ある日、マグロがやってきてスイミー以外食べられてしまう。

大きな悲しみの中、不安いっぱいで寂しく泳ぎ続けるスイミーは、海の中の様々な生き物たちと出会い、いつの間にか強く賢くなっていき、最後には、同じ魚の仲間達の中心の“目”となり、大きな魚達を追い払う、スイミーの強く逞しい素敵な物語です。

子ども達は、壮大な海のスケールと、様々な海の生き物たちとの出会いにワクワクしながら、「次はどんな生き物が出てくるんだろう」ととても楽しんで読んでいます。

さて、それでは本題に入っていきます。

ここで注目するのは、2つです。

1つ目は、スイミー

もうひとつは、赤い魚たちです

スイミーは兄弟たちと本当に仲良く暮らしていたのでしょうか?

魚の世界に仲のよさなんて関係ないと思わず、これを私たちと同じ“1人の人間”として考えてみた時、どうでしょうか?

スイミーの場合、“見た目の違い”

人は見た目が、8割と言われる世の中で、このような状況で周りと全く見た目で本当に仲良くできていたのか。

見た目の違いは様々です。自分が周りと比べて、始めに思った違いは何ですか?

身長の違い?体重の違い?肌の色の違い?

ここで重要なことは“全く違う”という事です。もう一度言います。“全く違う”という事です。

さて、このような状況の人は、ほとんどいないのではないでしょうか?

「私は人間と魚のハーフなんです」なんて方が存在していたら違うかもしれませんが、そんな人いませんね(笑)

皆さんが気にしていることは、小さな違いです。

「いやいや全然違うよ!」

「目の大きさが他の人よりも小さいもん」

「日焼けして肌が黒いもん」

それは、どこの、誰と比べる必要もありません。

そんなこと言っていたら、スイミーに怒られちゃいますよ!

みんなそれぞれ少しの違いはあるんです。でも、

その違いを認める。自信を持つ。欲を言えば、好きになる。

【違いは自分を輝かせる個性です】

スイミーがそれを証明してくれていますね!!

そして、私はその個性を好きになってくれる人と仲良くしたいと思います。

赤い魚たちって、みんな同じなのか?

個性の輝く主役のスイミーではなく、その他大勢の赤い魚たち

人より跳びぬけているものなんてない、ただの普通の人間です。

特技やこれと言って趣味もない。私にあるものなんて特に何もない。私はそう思う人の1人でした。

自信もなく、特にこだわりもなく、みんなと同じように流れのままに生きてきた。何の取り柄もない。私の場合、ひどい言われようでした。(注意:自分がそのように思っていただけです)

でも違うんだ!と思わせてくれた出来事がありました。

それは、自分だけを見てくれる人の存在でした。

その他大勢ではない。1人1人を大切にする人

学生の頃、体を動かすことが好きな為、町のボランティア活動に参加していました。ボランティアをしている人は、約100人ほど居ました。

ゴミ袋を片手に軍手をはめて落ちているゴミを2時間ほど拾っていました。

待ちゆく方に「ありがとう」と感謝の言葉も頂き、嬉しい気持ちになっていました。

そして、最後にボランティアの主催の方が参加した方100人へ1人1人にお礼の言葉を下さいました。私には、「○○の場所で元気に勇んでゴミ拾いをしてくれてありがとう。おかげでとても綺麗になりました。素敵な帽子と笑顔が輝いていましたよ!」

それを聞いて、私はその他大勢でやっていたものが1人の人として見てくれている方がいるという事に気が付くことが出来ました。

何気ない一言でしたが、私だけにくれた言葉。きちんと見ていてくれる人はいるんだと実感することが出来ました。

何が言いたいのかというと、

その他大勢にしているのは他でもない、自分です。

その自分が、【自分は他の誰でもない唯一無二の存在である】と思うこと。

それが大切なんだと、その方を通じて思うことが出来ました。

まとめ

スイミーを通じて、私が伝えられること。

「違いは、自分を輝かせる個性であること」

「自分は、他の誰でもない唯一無二の存在であること」

自分は、自分しか大事にすることが出来ません。もっと自信をもって”個性溢れる唯一無二の自分”

好きになってずっとずっと大切にしてあげて下さい。

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